茶臼山高原の花といえば、春の芝桜を思い浮かべる方が多いかもしれません。けれど、芝桜の季節が終わったあとの萩太郎山にも、ぜひ見ておくべき花景色があります。
それは、夏から秋まで萩太郎山山頂斜面を彩る「サンパチェンス」です。

芝桜が終わりを迎える頃。リフト足元や芝桜の丘に向かい合う花壇では、着々と成長をしている花々があります。そのほとんどが、このサンパチェンス。
芝桜が完全に咲き終わり日差しが強くなってくると株が大きく育ち、思わず写真を撮りたくなる鮮やかな花の帯が広がります。歩くだけで心も晴れ晴れする、茶臼山高原ならではの景色が生まれます。
“サンパチェンス”とは?
サンパチェンスは、サカタのタネがインパチェンス属の種間雑種として開発した花です。
名前は「Sun(太陽)」と「Patience(忍耐)」の組み合わせ。暑さや強い日差しに耐え、春から秋まで次々と花を咲かせます。
地植えでは1株が1メートル近い大株になることもあり、まとまって咲く姿はとても華やか。赤やピンク、白などが、緑の斜面と青空によく映えます。茶臼山高原では8月下旬~9月中旬ごろまでが見頃となり、その後も霜が降りるころまで育つため、茶臼山高原では秋の空や紅葉の始まる頃まで楽しめます。
楽しみ方 4ステップ♪
1.リフトで花を眺めながら上る
ゆっくり上るリフトからは、花のまとまりや斜面全体の広がりがよく見えます。高原の風を感じながら進む時間は、まさに空中散歩。のぼりは気になる色や場所を探す時間にしてみましょう。
2.好きな場所を見つけて写真を撮る
リフトを降りたら、園路を歩きながらお気に入りの場所へ。花を大きく写す、空を広く入れる、低い位置から花越しに人を撮る。などなど…構図によって印象が変わるのも楽しくなります。
晴れた日は鮮やかに、霧の日はしっとりと。その日の天気も一枚の個性になるのが嬉しいポイント。
3.萩太郎山の山頂から景色を楽しむ
花を楽しんだあとは、標高1,358メートルの萩太郎山山頂へ。360度の展望があり、晴れた日には南アルプスなど遠くの山並みを望めます。
深い青緑の山々を遠目に、サンパチェンスが彩る景色が見れるのもこの期間ならでは。
4.下山したら、小腹を満たす
帰りのリフトでは、上りとは反対向きの花景色を楽しみます。下る方面の景色と足元の花々に別れを告げつつ、麓へ戻ったら、レストハウスや売店、露店でひと休み。
冷たいものや軽食を味わいながら写真を見返しながら影に入ってゆっくり過ごすのも良し、ゴーカートやスワンボートでもうひと遊びすれば、一層このシーズンの茶臼山を楽しめます◎
芝桜の、その先も
春の芝桜が斜面を覆う花の絨毯だとすれば、サンパチェンスは、夏から秋の光を受けて大きく育つ、明るく伸びやかな花景色です。夏休みのお出かけにも、秋のドライブにもぴったり。
芝桜シーズンとは異なる表情が待っている高原に、是非、出かけてみてください。

お出かけ前に確認したいこと
- 場所:茶臼山高原・観光リフト下、芝桜の丘園地内
- 開花の目安:6月ごろから10月ごろまで。見頃は例年8月以降(天候や生育状況により変わります)
- 観光ペアリフト:往復1,000円、片道600円。小学生以上は同料金、未就学児は無料
- 通常運行時間:平日11:00〜16:00、土日祝・シーズン期間中は9:00〜16:30
- 駐車場・入場料:芝桜まつり期間を除き無料
- 高原は天候が変わりやすいため、帽子、上着、雨具などがあると安心です








